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うつ病の重症度

おちこみ@ぷぅすけ

うつ病は生涯に2人に1人が起こっているかもしれないという、すごく身近な病気でありながら、
重症化すると自殺という命に関わる病気でもあります。

外来で治療可能な軽症うつ病では、日常生活への支障がそれほど強くないのですが、放っておくと重いうつ病に発展する可能性もあり、最悪自殺という悲惨な結果を招く場合もあります。

今回の目次

  • うつ病の重症度
  • 【体験談】うつ病がひどくなっていった過程

うつ病の重症度

Lv0

正常で、日常生活に支障もない。

Lv1

日常生活への支障が少なく、自殺傾向も弱いため、通院で治療できる。
仕事を続けることも可能。
表だってはうつ病の症状が出ないこともある。

Lv2

うつ病の症状ははっきり出ていないが、抑うつ状態が数ヵ月~2年くらい続く。

Lv3

日常生活のことが全くできない、自殺傾向が強いなど、入院が必要な場合がある。

Lv4

妄想や幻聴など、精神病症状を伴い、治りにくく、入院が必要な場合もある。

Lv5

常に危険な状態で、1年の内の4分の1~2分の1を精神科入院で過ごす。

基本的には、レベルが低い状態の内に受診をして、重症化(レベルが高くならないよう)早期に治療するのがよいです。

【体験談】うつ病がひどくなっていった過程

僕のうつ経歴を年表とともに振り返ってみたいと思います。

1996年 クラスで村八分に遭う
1997年 登校拒否になる
1998年 仕事で遅刻しがちになる
1999年 仕事で毎日のように遅刻するようになる
1999年 うつ病と診断される
2004年 治療を続けるが抗うつ剤がことごとく効かず悪化・入院
2007年 1週間に処方される薬の量が300錠を超える
2008年 入院先のドクターに「終わってるな」と言われる
2009年 自殺未遂をする・入院
2014年 障がい者就労施設で働く・軽快
2019年 契約社員で入社するも挫折しそう

色々、ツッコミどころは多いのですが、
まず、早期発見という意味では1997年の登校拒否の時点で、精神科に行くべきでした。
当時の僕は毎日、学校へ行くか・行かないかを問答し、学校が終わる時間まで、誰にも連絡できず、誰の連絡も取らず、恐怖に震えていました。
学校へ行けない自分を責め、どうすれば学校に行けるようになるのか?と考えており、それでも行けない自分を悔いていました。
周りからは「さぼり」だと思われ、余計に行きずらくなり、友達の誘いも迷惑に感じるようになりました。

それから、症状はアップダウンを繰り返しながらも、2年間放置した結果、
うつ病「なまけ病」と診断され、治療をはじめるも、治療がうまくいかず、悪化の一途、自殺までいきました。

もし、登校拒否で学校に行けないという方はカウンセリングや治療を早期に受けてほしいと思います。、

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