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うつ病と感情障害

ぷぅすけ@うつ病アドバイザー

うつ病は気分障害とも呼ばれます。違いはなくて、感情障害の小分類として、うつ病があります。今回は感情の障害には落ち込み・イライラ・焦りなどの主な特徴がありますので、詳しく見ていきましょう。

今回の目次

  • 落ち込み
  • イライラ
  • 焦り
  • 【体験談】本を読むこと



落ち込み

  • 気分が塞ぎ込む
  • 強い憂うつ感を感じる
  • 気が焦って落ち着かない

これらは、うつ病にみられる特有の症状です。

誰にでもあることかもしれませんが、
経験されたことのあることかもしれません。
けれど、たいていは時間とともに正常に戻っていきます。

うつ病の憂うつは、長期間におよび、
気持ちが晴れません。
むしろ、時間の経過とともに、落ち込みが激しくなり、
絶望感にさいなまれ、自分を否定し、不安に駆られることもあります。

朝に症状が強く表れ、夜になると軽くなる日内変動があるときもあります。

イライラ

また、「イライラ」もうつ病の特徴です。
他人にイライラするというよりは自分にイライラし、
勉強や本を読むことができなくなったり、
何をするにもスムーズに進まなくなります。
さらに、できない自分へのイライラが募り、
情けない気持ちになってきます。
「自分は何もできない」「何をやってもうまくいかない」「くず人間だ」
と思いはじめます。

焦り

不安・焦燥感が強いケースには「自分が何か、重篤な病気にかかっているのではないか?」
と不安が強まり、医師から、異常がないといわれても、信じることができません。
特に高齢のうつの方には不安や焦燥感が高い人が多く現れることが多いといわれています。

【体験談】本を読むこと

中学生の時の国語の勉強はよくわかりませんでした。
そんなに悪い成績も良い成績も取ったことはありませんでしたが、
やっぱり、よくわかりませんでした。
「国語の成績を伸ばすためにはどうしたらよいでしょうか?」という質問には
「本を読みなさい」との回答
友達から推理小説を借りて読むけれど、特別面白くはなく、
それで学力が伸びると思えずにいました。

しだいに、本を読むのが苦手になり、
本から遠ざかっていきました。

うつになってから、時間がありあまっているので、
ためになる本を読もうと思って
手を出したのが「自己啓発本」
当時、何を読んだのかは覚えていないのですが、
本を読んだ後にやる気が湧いてきたのです。

何かをはじめないといけない!
このままではいけない!

と、自分を奮い立たせ、何かをやろう!としました。
その中から、「ピア・カウンセリング(ピア・サポート)」という言葉に惹きつけられ
「ピア・カウンセリング・グループ」を作ろう!
と頑張っていた時期もありました。

しかし、本を読んだ直後のやる気とは裏腹に
すぐにテンションが落ちていきます。

外へ行くのがしんどい。活動を始めたものの、行くのがツライという状況になってきます。

「やはり、何をやってもダメなのだろうか?」
「自分は価値のない人間なんだ」

と、自分を追い詰めはじめました。

一旦、上がったテンションはそのまま急降下をはじめ、
行動し、失敗することで、
より、うつの深みにはまってしまったとも言えます。

でも、もう、20年こういうことを繰り返していますが、
何か行動しているときには楽しいという実感があって、
うつ状態になると突然楽しくなくなるので、
「うつキタ!」
と、思うようになりました。

「本当は楽しいはずの事」と忘れないように言い聞かせても
うつは「向いてなかったんだよ。やめてしまった方が楽だよ」と悪魔のささやきをしてきます。
けれど、
いつでも「休息」できるので、「休む」という道を選びます。
「やりたいことができない」と思って過ごすよりは
「やりたいことをやらない」と思って過ごすことで、
少し、気持ちが楽になります。

どうしても落ち込み続けてしまう方もいらっしゃるので、
この方法が当てはまらない人もいると思いますし、
僕は20年の長い自分との闘いのなか、
自分にはこれが適切だと思えるやりかたを見つけて実践しているだけなので、
なんとも言えませんが、
参考にしていただけると幸いです。

今では本を読む量も増えてきました。といっても年に6冊読めばいい方です。
落差があるので、月に4冊読むときもあります。

最近はオーディブルなどの読み聞かせもあるので、いいかもしれません。YouTubeとかもありますしね。



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